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『猫のお母さん』
うちには、二匹の猫がいます。10年ほど前に、うちの庭に迷い込んだ野良猫を手なずけて家の中へ引き込んだところ、程なくクローゼットの隅で三匹の子猫を産んだのでした。今いるのは、この親猫とこのとき生まれた子猫のうちの一匹です。私の両親は家の中で動物を飼うことを嫌っていたので、家の中で犬や猫を飼っている家庭に子供の頃から憧れていました。大人になって実家を出てから、野良猫に餌付けをして我が家へ引き込んだのは、つまり家の中を猫にウロウロして欲しかったからです。生まれたてのか弱い子猫は、すぐにやんちゃ盛りになり、柱をよじ登るわ、障子を破くわ、人が寝ている布団の中でケンカをおっ始めるわ、それはそれは賑やかなものでした。楽しい!そしてまた、子猫たちを育てる母猫の姿に学ぶところが多々ありました。母猫は、子猫たちの目が開いてチョロチョロ歩けるようになったら、まずは部屋の中で、自分の尻尾を右へ左へ動かしてじゃれつかせます。もっと上手に動けるようになったら、今度は庭に出て、自分が捕ってきたネズミをお披露目。狩りの練習らしきことをさせていました。すごい!母猫は自分もこうやって親に教えられて生きていく術を学んだんだろうなあ。子育てって、つまりこういうことなんだ…と私は思いました。「一人立ちさせることが目的」私は、子育てについて一番重視していることは何?などと尋ねられるとそう答えてきました。
さて、小2の息子が通っている小学校はなかなか遠い所にあります。私は、仕事に出ているため息子の下校を家で待っていてあげられません。その代わりにと、朝は通学路の途中まで一緒におしゃべりをしながら歩いて行くことにしていました。母と子の貴重な時間…などと思っていたのですが、つい先日「ぼく、一人で行くけん。母さんはついて来んでええよ。行ってきまーす!」と、玄関まで出た私を振り切って振り向きもせず元気に走って行きました。…なんか、寂しい!私は、猫の母親のように強くいられるかな?と、ちょっと不安になりました。 ■書いた人■ チエ、38歳。1児(男・8歳)の母。
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『研究一筋の私。そろそろ結婚するべき…?』
ふく♀/『大学→大学院→研究室(助手)と進み、研究一筋の私。研究や論文にまとめる作業が、寝食を忘れるほどに好きです。とはいえ、マイナーな自分の専門研究で食べていけるかといえば、不安です。助手の給料は微々たるものです。両親も年老い、そろそろ完全な自立を考えないといけないのに…。結婚相手を見つけて、家事、育児をしながら、研究を続けたいと考えていますが、我がままでしょうか?でも、今まで恋愛経験がなく、どうやってお付き合いをするのか分かりません。』編集O♀/研究一筋!すごいですね。何を研究しているんでしょうか?
ふく♀/なんだろうね、そこまでは書いてないね。
営業A♂/ぼくは、ペンギンさんの考えには反対です。つまり、ペンギンさんは、衣食住の保障の為に結婚。その代わり、家事と育児はしますって考えてるんですよね。ぼくなら、ペンギンさんのような女性とは結婚したくないですね。
ふく♀/でも、今「婚活」って言葉をよく聞くよね。同じことでしょ。表立って口にしないけど、多くの女性にとって「結婚」って保障じゃないの?
営業A♂/いえ、愛です。
ふく♀/Aさん…ちょっと顔が笑ってる。
編集O♀/未婚の立場で、想像でしかないんですが…、愛している相手だからこそ、身の回りの世話をしてあげたいとか、経済的に助けてあげたいとか、そういう気持ちになれるんじゃないでしょうか。気持ちがなくて、そういうことって出来るんでしょうか?
ふく♀/Oちゃん、鋭い!まったくその通りだと思う。頭で割り切って、お互いそれを仕事として一緒に暮らすなんて、恐ろしい~。
編集O♀/例えば条件で結婚をして、だけどその後の生活の中で愛情が育つということもありますよね?お見合い結婚が多かった時代などは、そうだったんじゃないでしょうか。
ふく♀/うん。そういうこともあるだろうね。けど、それは時代や社会状況や受けた教育が、可能にしたのかもしれない。
編集O♀/教育が?愛を育てるんですか?
ふく♀/そう。例えば、夫が自分に対して冷たいとか、仕事ばかりして家族との時間を取ってくれないとか、そういう不満があったとしても、「そういうものだ」って教育を受けていたら、それを不満には感じなくて、私たち夫婦は上手くいってるという現実を手に入れることができるでしょ。そういう意味で、今は難しい時代なんだと思う。
営業A♂/情報が入りすぎてますからねえ。
ふく♀/うん。上を見ても下を見ても左右も、果てしなく無数の選択と考え方があって、自分の内面をしっかりと見つめていないと溺れてしまうよね。20年ほど前は女性も自立しよう、って風潮が強かったけど、今は流行らない。答えは不変ではないんだよね。
営業A♂/ペンギンさんは、今やっている研究の延長で、何か他に収入は得られないんでしょうか。
ふく♀/研究をとても楽しいと感じるのなら、それを大切にできる生き方を選んだ方がいいと思う。家事、育児をしながら今まで通り研究を続けるのはきっと難しい。世間では、結婚=幸せって図式が一般的だけど、それは万人に当てはまるものではないよ。きっと自立の道はある! ■書いた人■ 今月の小羊→ペンギンさん(38才/♀)・ミュウミュウ編集部
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『ニンニクポット』
突然ですが、いま、ニンニクポットが欲しいです。(笑)お料理に使うニンニクって、置いておくとすぐに芽が出ちゃいますよね。でも一度に大量に使うものでもないし…と思っていたら、スペインの陶器で、ニンニク入れなる保存容器があることを知り、密かに欲しくて、購入をためらっている最中です。お値段と使用頻度を天秤にかけると、そんなに使うものではないかも知れなくて、でも、欲しいな~と。
ニンニクポットは、陶器に小さな穴があいていて、通気性に優れ、光を遮断するのでお野菜の保存に適しているという代物。ニンニクだけでなく、他の根菜類にもオッケーで、このポットで保存していると芽が出にくく、また、甘みが増すという触れ込みです。素焼きだと適度に湿度も逃してくれるようなので、素材の風味を損なわず、新鮮に保存できるとか。うぉっ、試してみたい♪別にスペイン陶器でなくても、他でもいろいろ販売されているみたいなのですが…スペインのものが明るいカラーリングで可愛いなぁと。一番欲しいのは、トルコ製のニンニクポット!(大笑) 存在しているのか否か不明ですが、出会えたら迷わず買っちゃうのに!!
トルコもお料理にニンニクを使うことが多く、しかも、すりおろしてそのまま混ぜる!という新鮮さ重視の調理方法が多いので、ニンニクポットはありそうなんだけど…。それらしいトルコ語で検索してみても見つからず。正式な単語がわからないので探せません(涙)トルコの映像では、ニンニクを鈴なりに吊り下げている光景をよく目にするから、ポットは使ってないのかな?探究する前に、スペイン産でいいからニンニクポット欲しいー。MueMue2月号が出る頃には、いい加減決断して、持っているといいなと思うのでした。 ■書いた人■ みこと、観音寺市在住。トルコ(国)をこよなく愛する36歳。
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『ハズレの電話番号』
ミュウミュウ読者の皆様こんにちは。この時期、新しい年になったことだし心機一転頑張ろう!と思っている方も多いのではないでしょうか。突然話が飛びますが、我が家はもう何年も間違い電話に悩まされています。原因は、現在の我が家の電話番号を以前使っていた人物がかなり問題のある女性で、しかも身辺整理をせず姿をくらましたらしい…というもので、引っ越して現在の電話番号になって4年以上経つにもかかわらず、S藤さん(仮名)宛の電話が定期的にかかって来るのです。
そして、その電話のほとんどが何かの督促っぽい雰囲気なので、相手も妙に威圧的だったり、中には最初から私が嘘をついていると思い込んで喧嘩腰でまくし立てる輩もいて、こっちも虫の居所が悪い時には売られた喧嘩は買いまっせ的な応対をしてしまい、無意味なバトルが勃発してしまったことも何度か。
なんで全く身に覚えのない間違い電話でこんなに不愉快な思いをしなくちゃならんのだ。しかも、電話番号が同じだと住所も同じだと思っている馬鹿者もいて、もう何をどこから説明すればいいのやら。
1度、どんな理由で電話をかけてきたのか問い質したところ、月極駐車場の料金を踏み倒されたということでした。S藤〜(怒)アンタやっぱりルーズな奴だったんだな。
他にも若いお兄ちゃんが深夜に居酒屋風の騒がしい場所から「今から飲みに出てこれん?」とヘラヘラ電話をかけてきたり(行きません)、宅急便のお兄ちゃんから「誕生日のお祝いの花束が届いているので今からお届けしてもいいですかぁ?」とかかってきたり(私の誕生日は半年以上先ですが)。事情を説明する私の方が何だか悪いことをしたみたいな気分になるじゃないか。
しかし、もう4年以上も経つのに、いまだにS藤さん(仮名)宛に電話をかけて来る借金取り(と決めつけてはイケナイのですが)もどんだけ悠長やねん、と。喧嘩腰で電話をかけて来る前に直接家に行ってみなさいよ、と言いたい。ホントにま〜〜ったく無関係なえだまめ家にこれ以上不愉快な間違い電話をかけてこないでいただきたい。
そして、やっぱり立つ鳥は跡を濁してはいけないのですよ!!S藤さん(仮名)!!まだ見ぬアナタへの怒りは募るばかりです。一体どんな人物なのか要らぬ好奇心を抱くこともあるけど(私の調査では人妻のはずなのだが…)絶対に関わり合いになりたくないタイプだろうなぁという事だけは容易に想像がつきます。
心機一転を図るなら身辺整理や後始末をきっちりやっておかないと、どこかで誰かが迷惑を被ることになるんだなぁと、身をもって実感しているワタクシなのでした。 ■書いた人■ まめこ:夫・息子・娘・猫と暮らす魚座のO型。
| 2012.2月号掲載分 |
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